便秘とは
便秘に良い運動はないかというご質問をいただいたので、ブログにて便秘について僕が知っている限りで紹介させていただきます。
まず便秘とは何か???、というと何となく知っているが、詳しくは解らなかったので、調べてみました。
すると、便秘の明確な定義はないそうで、我らの英雄Wikipediaから抜粋させて頂きますと、
3日以上の排便間隔と残便感を基準とし「排便の頻度が週2回以下で、便が硬く、排便困難、残便感がある状態」や「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と考える専門家もある。
とのことです。
つまり、便秘とは「便が出にくくて、出してもモヤット状態」のことだと思います。
便秘になる原因は
1.内臓の問題
2.器質的な問題
3.薬の副作用
4.飲食の問題
5.運動不足の問題
6.筋力の低下
7.ストレス
など様々な原因があります。
ではでは、便秘解消の為には何をすればいいかというと、
1.2.3は自力で解消するのは難しいかもしれません。っが、、
4.5.6.7は生活習慣で改善されるものです(*^▽^*)
4.5.6.7をここでは紹介いたします。しかし、僕は鍼灸師です!?
なのでまた後日に、東洋医学的な便秘の分類や効くツボの紹介をブログにてアップしたいと思っています(*'ω'*)
4.飲食
便秘の原因の飲食の「食」は
1、食事量が少ない
食べる量が少なければ、そりゃあ便の量は少ないです。
2、食べ物の内容
ご存じの方も多いと思いますが、食物繊維の豊富な
食べ物、乳製品、発酵食品、ビタミンE、オリーブ油
などが良いとされています。
寒天、サツマイモ、ヨーグルト、納豆など
便秘の原因の飲食の「飲」は
1、量が少ない
水分の摂取量が少ないと便が硬くなってしまいます。
一日1.5~2.0リットルを心がけるのが良いとされて
います。
2、冷たいものの飲み過ぎ
冷たいものを飲み過ぎると腸の働きが悪くなってし
まいます。なので暖かい飲み物を飲んで腸の働きを
活性化させましょう。
※朝起きた時にコップ1杯の白湯を飲むと良いと言われ
ています。
5.運動不足
運動不足は、腸の周囲の筋肉が硬くなってしまって便が出にくいのがあります。また、腸の蠕動運動が低下してしまっていることがあります。運動には、
1.仰向きで空中自転車こぎ。
こうすることによって腸の近くにある腸腰筋が動いて排便を促進させてくれます。
2.仰向きで膝を立ててお腹に手を置いて温めてから「の」の字に軽~くマッサージ。
グル~ッという音が鳴ったら腸が動いている証拠です。
3.仰向きで膝を立てて下肢だけを左右に動かします。
お腹周囲の筋肉をストレッチします。
4.うつ伏せでゴロゴロ。
うつ伏せお腹を圧迫させて腸に刺激を与えて身体をゴロゴロと動かします。腸が動きます。
5.定期的な散歩や身体を動かす。
身体を動かして腸を動かしましょう(*'ω'*)
などがあります。
6.筋力の低下
筋力が低下すると便を押し出す力が弱くなり、排便が困難になります。なので排便に必要な腹筋を鍛えるのと骨盤底筋を鍛える必要があります。
1.腹筋のやり方はいろいろあります。
・仰向きで膝を立てて、両手を頭の後ろに置き、顎を握りこぶし1個分あけてお臍をのぞき込む感じで行います。
・また、仰向きで膝を伸ばしたまま、足を上げ下ろしします。
・息を吸うときにわざとお腹を凹まします。そして息を吐くときにわざとお腹を凸まします。
などがあります。
2.骨盤底筋のやり方もいろいろあります。
・オナラを意識的に出すような感じで、ゆっくり肛門を広げます。しかし、本当にオナラをするのではなく寸前で止めて
肛門の中にゆっくり引っ込めます。遅筋を鍛えます。
・勢いよくオナラを出す感じで、瞬発的に肛門を意識的に広げます。しかし、こちらも本当にオナラをするのではなく
寸前で止めて、瞬発的に肛門の中に引っ込めます。速筋を鍛えます。
7.ストレス
・精神的なストレスを溜めると自律神経が乱れて、消化器官も乱れてしまい便秘になります。
・また、排便を職場の状態や環境によって我慢したりしてストレスをため込むと便秘になります。
・排便にもリズムがあります。食事後に排便反射が起こりますが、これも我慢をするとストレスです。
肉体的、精神的にもストレス解消してスッキリ!!そして、モヤット便も出してスッキリしましょう(*^▽^*)
余談
フリーメディカルイラスト図鑑の画像を使用
「考える人」のような姿勢で、かなり前かがみになり、両肘を膝に置くと、直腸と肛門の角度が開くので、便が出やすいとのことです。また、かかとを上げると腹筋に力が入りやすくなり、キバルと排便しやすいとのことです(*'ω'*)